(仮称)登って登って国士無双

登山を趣味とするオフィスワーカーのブログです

前穂高岳~奥穂高岳①

9月28日~9月30日にかけて、前穂高岳から奥穂高岳に行ってきました。

これまで、上高地~涸沢~奥穂高岳のピストン、上高地~涸沢~北穂高岳のピストンを経験し、ならば、次は前穂高岳だろうということで決めたもの。

ルートは、上高地を昼過ぎに出発し、初日は岳沢小屋に宿泊。2日目は、重太郎新道を登り、紀美子平に荷物を置いて前穂高岳ピストン、吊り尾根を経て奥穂高岳に登頂し、穂高岳山荘に宿泊。3日目はザイテングラートを下って、涸沢経由で上高地に下山するルートです。

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前穂高岳~奥穂高岳(岳沢IN涸沢OUT) / ぽんたさんの前穂高岳奥穂高岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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2日目に登る重太郎新道は長野県のグレーディング(難易度をA~Eで評価したもの)でD,吊り尾根はCなので、ちょっと不安があります。また、上高地の遊歩道で、前日クマによる人身事故があり、梓川右岸の明神から上高地間が通行止めとなっていました。(登山者は熊鈴を携行するなどして通行可能)

www.pref.nagano.lg.jp

chubu.env.go.jp

 

初日は始発のあずさで八王子から松本まで行き、松本駅から直通バスで上高地へ。12時少し前に上高地バスターミナル到着しました。今年は初の上高地

www.kamikochi.or.jp

 

着いて早々、上高地食堂で山菜うどんをいただきました。

下の写真はバスターミナルから5分ほどの河童橋。前日の雨で梓川は水量が多く、濁っています。河童橋から見えるはずの穂高連峰もガスの中。あの斜面を登っていきます。

河童橋を渡り、右岸へ、写真左手に見える白樺荘の先からは通行止めでした。

岳沢湿原は誰もいなくて静かです。背後に六百山があり、立ち枯れの木と湧水の雰囲気が好きで、上高地でもっとも好きなところです。

上高地バスターミナルから25分くらい歩くと、岳沢登山口があります。岳沢小屋への道は0~10まで番号が振られていて、ペースの把握ができるし、安心感があります。

樹林帯の中をひたすら歩いていきます。天気の悪い平日ということがあってか、追い抜かれた人が2名、すれ違った人が2名でした。熊と遭遇しないよう、熊鈴を鳴らして歩いていきます。最後の最後で雨に降られましたが、3時15分、岳沢小屋に着きました。岳沢小屋について、受付をしたら、私が本日最後の到着者のようでした。

部屋は5人部屋で、ソロの女性3人と2名の女性で快適でした。トイレは宿泊棟にもありますが、男女兼用なので、男女別の小屋下のトイレがおすすめです。

夕食はカレーバイキング。到着順に5分ずれで夕食時間が指定されました。揚げ物とトマトは1人1つづつですが、二回目以降は制限がないようです。ご飯を中央に置いて生野菜やおかずとカレーが混ざらないようするのがいいみたい。

杏仁豆腐は品切れになり、追加がなかったので、食べられず残念でした。

 

夕食を食べ終わるころに、翌日の朝食のおにぎり弁当をいただきました。確か…おにぎり2つと鮭や卵焼きが入っていたような…。4時半くらいからはみそ汁と温かいお茶が用意されるシステム。電子レンジの使用は5時以降だったかな。弁当が食べきれないので、半分を食堂で食べて、残りは2日目の道中で食べました。

夜はあまり眠れず…。いびきのうるさい人がいたわけでもないのに…。テントの方がよく眠れますね。

朝は4時過ぎに起床。良い天気で晴れそうです。小屋の前のテラスから乗鞍岳方面が見れました。さあ、6時出発します。